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柄の種類

柄の種類

生地に関する基礎知識として、代表的な柄の種類をご紹介します。

□ 無地

1色で染められ、柄とはいえない生地のことを指します。先染め織物として繊維や糸の段階で染色されたものと、布になってから浸染で染められた後染め織物としての無地の2種類があります。
単純な平織や綾織のものを一言で無地と呼ぶ場合が一般的で、組織を使った無地織物などは、「黒のジョーゼット」とか「紺のヘリンボーン」とかいい、一般的には無地には分類されません。

□ チェック(格子)

チェック柄は「格子」とよばれることもあります。経縞と緯縞の交差によって簡単に織ったり、染めたりできるので、多種類のチェック柄があります。
チェックはストライプと同様に歴史的に見てとても古く、また地域的に見ても、多くの地域や国に存在する代表的な柄の一つであります。特に、千鳥格子、ブロックチェック、グレンチェック、タータンチェック、ギンガムチェック、マドラスチェックなど、国や民族の伝統的な柄として多く存在することで有名です。

□ ストライプ(縞)

縞の幅が均一か不均一か、あるいはその混合であるものを指します。 1色か多色による組み合わせで構成されているシンプルな縞柄もあります。そのほか、例外として「よるけ縞」など織布するときの袋(おさ)によって作る特殊な縞や、45度の綾織物でダイヤゴナルストライプといわれる織り縞など、さまざまな縞があります。
縞には経縞、緯縞、斜め縞があり、縞の歴史は古く、またどの国にも必ずといってよいほど多く存在します。

□ 水玉、ドット

点という意味であり、水玉模様を意味します。一般に水玉模様はプリント柄が多く、地色に白の水玉や多色の水玉などを配置します。その水玉の大きさもいろいろあります。

□ 花柄

プリント柄の代表的な柄であり、小花から大きな花柄までその大きさはさまざまあります。またリアルな色彩のものや実物とは異なる色調で表現された花柄など、形、色彩など自由にプリントされ種類、量ともに多く存在します。

□ 和柄

和柄とは文様をパターン化し、規則正しく並べたものを指します。歴史的なデザインを継承しつつ、自然をモチーフにしたものが多く、着物などのデザインに使用されてきました。
涼しさを感じさせる流水模様、長寿を象徴する松の木、変化を表すものとして、蝶々(サナギから美しい成虫になるので)など、それぞれに意味があります。

□ 迷彩柄

周囲の環境に溶け込んでカモフラージュするための柄を指し、迷彩を目的とする柄です。敵に識別されにくくするための模様として、元々は服に使用されていたものです。カモ柄とも言われ、1960年代からは普段着として着用され始めました。特に1990年代以降では有名デザイナーと大手ブランドが迷彩柄をファッションに取り入れたことも多くなりました。

□ ペーズリー柄

松笠またはマンゴーの果実、糸杉なとのカタチを模した複雑で多彩なインドの古典的図柄のこと。19世紀始めにヨーロッパでインドからもたらされたカシミア織ショールが流行した際にこの図柄を取り入れた良質のやわらかい毛織物が、スコットランドの南西部の都市であるペーズリーで生産されていたことが名前の由来であるとされています。日本では勾玉模様とも言われます。

□ アニマル柄

ヒョウ柄、タイガー模様、ゼブラ模様、ジラフ模様など動物の毛皮の特徴を模写、表現したプリント柄のことを指します。織物、ニット、革などにプリントされ、アパレル商品やバッグ、靴、手袋など広範囲に使われています。